日経新聞『アベノミクス、「成長重視」弱まる 分配に軸足』
生活保護削減の話の直後に「分配重視に軸足」とかどういう神経してたら書けるのか。ああ、日経読者層の神経はそんなものでしたね、失礼しました。
— ito_haru (@ito_haru) 2017年12月11日
「日本なんてどうなったっていいんだっ!」なんでしょうか。 続きを読む
『国民年金から「脱退する自由」を認めて欲しい』
っていうか、国民年金から「脱退する自由」を認めて欲しい。「国民年金がオトクな制度」なのならば、私のようにお陰様で、割と経済的に恵まれてる人間は受取を辞退させて頂きますので、年金も徴収しないで頂きたい。 https://t.co/44g9bSnIJq
— 田端 信太郎 (@tabbata) 2017年8月1日
そのかわり税金の累進性をうんと高めてあげればいいラジね。
— PsycheRadio (@marxindo) 2017年8月1日
こういう中学の社会科で習うようなこともわかってない人が大きい顔をしてのさばっているのはほんとにどうかと思うラジ。
— PsycheRadio (@marxindo) 2017年8月1日
まあ実際こういう人たちは「税金を払わない自由を認めろ」と言ってそれを着々と実現させてるのラジよねえ。
— PsycheRadio (@marxindo) 2017年8月1日
経済的にうんと恵まれてんなら支払いだけ続けて受け取りだけ辞退しろよ
— 4269(ゴリラ的な) (@SEXhsKF7) 2017年8月1日
経済的にうんと恵まれて国民年金保険料なんてはした金だろうになんでこんなケチなんだ
— 4269(ゴリラ的な) (@SEXhsKF7) 2017年8月1日
税金化されて累進課税されるより現行制度はずっと高所得者が得するシステム。税金より国保年金の方が徴収額も多いのになぜ突っ込む人がこれほど少ないのか。ニートですら払わされるのにhttps://t.co/h0VRcpR0qe https://t.co/7XWdmVr7bS
— Dan Kogai (@dankogai) 2017年8月1日
10年くらい前の意識高いライフハックブログの人たちが「(中学公民の内容すら踏まえない)ぼくのかんがえたさいきょうのしゃかいほしょう」を得意気に発表なさっていたけど、そのまま学習も成長もしないとこうなるのかなという典型的なサンプル。
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日本の警察がいかに抑制的か知らず、法案の字面だけ読んで「大変な事態になる」と反応しているのでしょう。
「日本の警察」は「抑制的」なのか。
法律は「字面」が全てではないのか。
私が出演するフジテレビの「ワイドナショー」で、お笑い芸人の松本人志さんが「共謀罪」について「いいんじゃないか」と発言しました。まず、テロが怖いという庶民感覚がある。そして、批判する側が極端な言い方をするほど、ふつうの人は引いてしまい、賛成側に流れていくのです。
警察がしばしば「抑制的」でないことをして問題になっているわけだが、それをやむなしとすることに「ふつうの人は引いてしま」わないのだろうか。素朴な疑問。
政府は一般人の自由は侵害しないと言い、その説明を真に受けている人が多い。
そうですよねえ。
続きを読む学生気分が抜けていない上司
上司との飲みは「上司の年代の人間はどんな食べ物・話題を好むのか」を勉強する場です。
— 大沢愛 (@ai_oosawa) 2017年5月29日
接待でその年代の取引先相手にヘタを打たないために。
「好きなものを頼め」と言われたら上司世代の好むものをサッと注文しなければ。
なのにその飲みでフライドポテトを注文?
…これは将来的に厳しいです。
ンなものは上司のおごりで連れて行って、食わせて覚えさせるもんです。
— KGN (@KGN_works) 2017年5月29日
自腹切らずに「お前ら知ってろ」もないもんだ、しみったれた真似はしちゃいけませんよ。 https://t.co/EZj771re1v
この『自腹切らずに「お前ら知ってろ」』という「しみったれた」上司の発想は、控えめに言って社会を知らないか学生気分がずっと抜けていないんじゃないのかな、と素朴に思いました。
丸め込む側ツケを押し付ける側と、進んで丸め込まれツケを引き受ける側
厚生労働省が老人と若者の年金の格差を必死に肯定しようとしてるってマジなのですか? pic.twitter.com/p36c0FkyfZ
— ぶらびっち (@bloobitch) 2017年5月10日
厚生労働省のサイトに載っているある意味有名なマンガですね。
世代間格差の正体~若者って本当に損なの? | いっしょに検証! 公的年金 | 厚生労働省
私も制度設計のクソっぷりを若者に押し付けるという無責任な仕事でお金をもらうような舐め腐った身分になりたいものです。
でも、例えばマイナンバーの制度設計や運用のクソっぷりを「脱税している奴のせい」にしている、善良に躾けられた人も結構観測できるんで、上述のマンガみたいなのにチョロく丸め込むことって簡単なのかも。ちなみに、「副業により一定額の収入を得ているにも関わらず確定申告を怠っているような人は、マイナンバー制度の有無に関係なく、税務署には副業を知られている可能性が高い」そうですよ*1。
「しょせん自分(達)の扱いなんてこんなもんだ」「どうせ何を言っても何も変わらないんだ」みたいな無力感を学習して(させられて)身に着けちゃった人は自分も含めて多くて、そこで「お上」には何も言えなくなっちゃう。でもそこをなんとかしないと人間や社会は近代化できないんだと思う。「興味ないし」「何も期待してないし」で割を食うのは誰か、ますます惨めったらしい人生にさせられるのは誰か。
人間や社会が近代化できないことでおいしい思いができる身分に生まれたかったなあ、という救いの無い結論。
まあ、わかるんですよ。自分の境遇の惨めったらしさや自分自身の卑屈さに向き合うのはキツいからね。
「権力的なもの」の変遷
とりあえず権力的なものに対峙すれば「よう言った!」と持て囃される時代はとっくに終わってるからねえ>RT 「その姿勢で発信するのは良いが、なにせ誤認が多い、雑だ...」みたいな評がきっちり返ってくる時代。
— Hira@ビール好きの怪しいオヤヂ (@hhhira) 2017年4月24日
私は違う見方をしていて、『権力的なものに対峙すれば「よう言った!」と持て囃される時代』はまだまだ続いているとみている。「権力的なもの」が今と昔とでは*1違うというだけ。
何か(誰か)に対して威勢のいいことを喚いて、それに対して「よう言った!」と持て囃す現象は今だって見られる。
ただ最近は、何を「権力的なもの」と認定するのかの選択に素朴な疑問を持つことが多い*2けれど。