抗酸化の食事

日経新聞の鏑木毅氏の記事。

www.nikkei.com

その記事に関する感想。
mitsuhiro.exblog.jp

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管理の方法




 管理の巧妙さと、それに積極的に取り込まれ自ら自主的に内面化していったかつての子供たち。そして上でも指摘されているが、その「かつての子供たち」は今(2017年)40歳代半ば。
 善く教育された人たちが今の世の中を作り、維持している。そして善く教育された子供たちが再生産されていく。

朝日新聞の記事:経済成長は永遠なのか 「この200年、むしろ例外」

www.asahi.com
私の見た範囲では、批判的な反応が多かった。

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写真が雄弁に語ってる

jp.reuters.com

 そうですね。
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 冒頭の記事やそれに対する反応を見て、写真の威力について考えた。
 「何かで逮捕された人が、過去に有名政治家と写真を撮ってそれを積極的に利用していた」みたいな話は昔よく聞いた*1ので、私の中ではその手の写真というのはそういうイメージがある。で、昔は「そんな写真が何の役に立つんだ?ある人が有名政治家と一緒に写真に写っていることと、その二人が懇意にしているかどうかは別物なのに。」と思っていた。
 でも、その手の写真ってのは昔の私が思っていたよりもはるかに威力があるし、第三者の認識に影響を与えるものなのだろうなと最近は思うようになった。それが「たまたま会っただけの有名政治家と一緒に写真を撮ってもらった」に過ぎないものであっても。

*1:今はどうなんでしょうね。

言葉を発することの難しさ

anond.hatelabo.jp






 この手の「言葉を発することの難しさ」、自分も多少は似たところがあるんだけど、こういうことに悩まない人って本当に悩まないんだろうなと想像する。

それでもボクチンは原発に否定的な連中をセンター試験をダシにして叩きたいんだ!

 今日(平成28年1月16日・2016/01/16)と明日(平成28年1月17日・2016/01/17)は大学入試センター*1試験だそうですね。

 あっ、「平成24年(2012年)1月の脱原発デモをセンター試験をダシにして叩いたけど、センター試験場とデモ行進ルートの位置関係(どちらもネットに公表されていた)を見るとそれは無理筋だとツッコミを受けていた人」だ!

 詳細は下記の参考リンクを。

参考リンク:
デモ行進とセンター試験 - chanbaraの断片 - 断片部

 それはさておき、冒頭の「センター試験日に反原発デモやってひんしゅく買ったけど」というのは、

「(2012年の)センター試験日に(デモ行進のルートとセンター試験場の場所を比較すると、センター試験をダシにデモを批判するのはさすがに無理がある)反原発デモやって(disneycruise200氏の)ひんしゅく買ったけど」

ということですね。

 因みに、以下の画像は、平成24年(2012年)1月の脱原発デモの主催者発表の行進ルート*2と、同日のセンター試験場一覧*3(神奈川県)です。
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あんしんマイナンバー

president.jp

 味わい深い霞ヶ関文学に感動しました。結構いい出来だと思います。

これら3つのポイントの使い方や仕組みを理解すれば、少なくとも普通に生活している一般市民からすると「何が変わるの?」「何が心配なの?」と、不安が先行する今の風潮が、逆に不思議に思えることだろう。

 「普通の一般市民」は疑問など持たないのです!疑問を持つ人は「普通の一般市民」ではないのです!あなたには何かやましいことでもあるのかな?と印象づける基本テクニック。

マイナンバーの12桁の番号だけを不正に入手しても、なりすますことができない制度設計がされているわけだ。

 へぇ~そうだったんだ。ならばあんしんだね!

逆に、表面は顔写真付きで本人確認ができ、裏面には12桁のマイナンバーが書かれた個人番号カードを紛失すると面倒なことになる。

 具体的にどのように「面倒なこと」になるのかが一切書かれていないのですが一体何故なんでしょう。マイナンバー制度には何かやましいことがあるのかな?

不正に取得しただけで個人情報保護法よりも重い、マイナンバー法の罰則が待ち受けている。悪意ある第三者からすると、ますます「盗む」インセンティブは働かない。

 裁判員制度の公式FAQで「裁判員に危害を加えるようなことがあれば重罰が科せられますのでご安心ください」という旨の回答があった(現在は削除済み)ことを思い出しました。
 それはそれとして、現在の日本国では殺人には思い罰則が待ち受けています。「殺す」インセンティブは働きませんね!

今回のように厳格な本人確認と重い罰則の規定は、過去の経緯において示された国民の感情に応えるために必要になった措置と言えよう。

 そうです!「国民の感情」のせいなんです!私たちのせいではありません!
 因みに、内閣官房のサイトにあるマイナンバーFAQでは

Q5-8 自分のマイナンバー(個人番号)を取り扱う際に気を付けることは何ですか?

A5-8 マイナンバーは、生涯にわたって利用する番号なので、忘失したり、漏えいしたりしないように大切に保管してください。法律や条例で決められている社会保障、税、災害対策の手続きで行政機関や勤務先などに提示する以外は、むやみにマイナンバーを他人に教えないようにしてください。他の手続きのパスワードなどにマイナンバーを使うことも避けてください。(2014年7月回答)

と書いてあります。

現在でも税務署や自治体は、個人情報の名寄せを実施しており、給与や報酬の支払者が税務処理を実施していれば、関係機関は、かなりの確率で個人の収入を捕捉している。つまり、副業により一定額の収入を得ているにも関わらず確定申告を怠っているような人は、マイナンバー制度の有無に関係なく、税務署には副業を知られている可能性が高い。

また、「将来便利になる」という部分も、マイナンバーとは別の仕組みの上で運用されることが分かったと思う。

 これらの文章を入れてしまうと「じゃあなんでマイナンバー制度が要るんだよ」と思われてしまうのではないかと心配になってしまいました。文章作成の際どのような検討が行われどのような結論に至ったのか興味深いです。

 随所にテクニックが散りばめられた霞ヶ関文学の一例としてご共有。